徒歩で目的地へ行く時、カーナビが細すぎる裏道で案内しようとするとき、いつもGoogleマップに連れていってもらっていた。
だが、時々ん!?ってなる時もあった。Googleマップって目的地の裏側に連れていくことが地味に多い。こんな感じ。
家が密集した細い路地。
Googleマップが「到着しました」と誇らしげに告げた場所は、
フェンス越しの店の裏側だった。
入口どころか、
ゴミ箱しかない。
あのまま真っ直ぐ行けば、
二車線道路に面した立派な正面入口があったはずなのに。
Googleマップは、
なぜか私に、店の背中だけを見せたがる。
だがその後も同様の事は続いた。車一台がやっと通れるような細い細い道を走らされ着いた先は行き止まり。なんとか抜け出しもとの6車線大通りに戻り、やはりあの袋小路は目的店の裏側だったことがわかった。店の入り口は大通りに面していたのだ。
ここからは素敵な出会い♡そして、Googleマップとの離縁物語となる。
絶望のGoogleマップ
目的地は、山城国一揆で有名な元狛城内の西福寺。狛駅から徒歩数分。お出かけの相棒Googleマップに連れていってもらった。両側に古い民家が建ち並ぶ。車一台が通れるか通れないかの細い道。
Googleマップが指し示した場所には、
西福寺ではなく、
普通の民家があった。
高い塀。
閉ざされた門。
家族全員の名前が並ぶ表札。
そして、その横に、
「西福寺」
と書かれた、もう一枚の表札。
意味がわからない。
これは寺なのか。
それとも、寺だった何かなのか。
Googleマップは、何食わぬ顔で言う。
「到着しました」
してない。
どう見てもしてない。
上を見上げると塀と空の間に、ここが確かにお寺である証拠のようにシャチホコが存している。
塀伝いにまわりこんでみる。壊れかけた塀、雑草が生えた更地の駐車場らしき場所。その先はどう見ても普通の民家。洗濯物がひらひら風に揺られている。
でも確かにシャチホコは見え奥の方にお寺の名残りのよう感じもかすかに見て取れる。
しかしこれはガチ民家、西福寺って名前が残っているだけなんだなと諦めた。
数か月後、西福寺に行った人がいることを知った。疑問で頭がいっぱいになりながら思いついたのはYahooマップ。そしてわかった。Googleマップはまたしても裏側に連れていっていたのだ。
後日、無事、Yahooマップとともに西福寺の正面にたどりつき境内に入った。そこは確かにお寺で社殿もあった。そして、Googleマップ片手に嘗てたどり着いた裏口と繋がっていた。
Googleマップってこんなやつ
もうこの辺りからは慣れっこになった。Googleマップ片手に歩いて行き、あれ?変だな、と思うと、あぁいつものね、目的地の裏側ねw、と自力で正面まで行くようになったりした。
さらに実証実験までするようになった。車で遠出した際にカーナビが怪しいなと感じた時、GoogleマップとYahooマップの3つをだして移動。検索するとYahooマップが一番早く目的地に到着する、Googleマップはなぜか1時間遅れとかそんな感じ。Googleマップは変なところで細道に入ろうとしたりしていることがわかる。Yahooマップで走っていくと次第にGoogleマップも到着時間がYahooマップ寄りになっていく。しかし最後の最後まで裏側に着かせようと必死で笑えた。
元さやに♡Googleマップ
Yahooマップにも弱点がある。あまりにも近場、徒歩たった数分ってところを検索すると、「適切なルートが見つかりませんでした」と表示される。近場の駅まで連れてってくれないんかい!と困りながらGoogleマップに入力するとちゃんと目的地まで連れていってくれる。
GoogleマップとYahooマップ、うまく使い分けるようになった。
あと、Googleマップのすごいところは写真で実際にそこを通っているかのようにシミュレーションできるところ。えっこの山道細すぎて大丈夫かな?と不安な時みると、あぁ一応ここまで2車線で車一台しか通れない難所はこの区間だけかとか納得した上で行くことができる。
西福寺の時もYahooマップで表側入り口を教えてもらい、Googleマップで事前に写真付き景色を見ながらマップ上を歩き、ほんとだ!ここにお寺の入口ある!ってわかったのだ。しかしこのお寺はわかりづらい。裏側だから表側にいこうって思っても周囲は全部小さな民家が囲っていて表なんてないだろ!って思ってしまう町の形状なのだ。
まぁ、お陰でYahooマップと出会えたので良しとしよう。
裏口ばかりに連れていくくせに、
肝心な時は、ちゃんと助けてくれる。
だから私は今日も、
Googleマップを開く。
少し疑いながら。
少し信じながら。







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