🗺️西洋編☆世界初の真実
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19世紀半ば、恐竜の概念を広めたのはイギリスの古生物学者リチャード・オーウェン。
彼が「恐竜(Dinosauria)」という言葉を作り、巨大爬虫類の存在を世に知らしめた。
しかし、その前から化石を見て「これは今の動物じゃない」と気づいていた人々がいた。
「巨人の骨」と解釈して紹介
1677年、イギリスのロバート・プロットが、『The Natural History of Oxford-shire』(オックスフォードシャーの博物誌)で、大きな骨の化石を記録・図示。
彼は「巨人の骨」と誤解したが、実物を詳細にスケッチ。
これは現在、メガロサウルス(Megalosaurus)の大腿骨の一部だと考えられいる。
巨大な絶滅トカゲ
1820年代、イギリスのギデオン・マンテルがイグアノドンの歯を発見。
「巨大な絶滅トカゲ」と推測。
・実際には1822年頃に発見(妻のメアリー・アンが最初に見つけたという説が有名)
・1825年に正式に論文で発表して「イグアノドン」と命名した。
古代中国では龍の骨と認識
さらに古代中国でも、大きな化石を「竜の骨」として薬用にしていた記録がある。
少なくとも後漢時代(西暦100年ごろ)に成立したとされる『神農本草経』にすでに記載がある。以来2000年以上、中医学で使われ続けてきた。
当時の人々は、「龍が死んだ後の骨」や「龍が脱皮した骨」だと考えていた。李時珍の『本草綱目』(16世紀)でも詳しく述べられている。
現代の科学では、ほとんどが古代哺乳動物の化石だとわかっている。
三趾馬(三本指の馬の祖先)、象、サイ、鹿、牛などの骨や歯の化石が主。地質時代でいうと、主に新第三紀〜第四紀(約2300万〜数万年前)のものが多い。
まれに恐竜の化石が混じることもあったが、伝統的な「正真正銘の龍骨」としては哺乳類化石が中心だった。
なぜオーウェンが主役か?
分類・命名・体系化を行い、恐竜という概念を確立したから。発見そのものよりも、「物語として整理した力」が勝った例だ。
リチャード・オーウェンは、1841年の講演を基に、1842年に発表した論文でこの名称を提案。メガロサウルス・イグアノドン・ヒラエオサウルスをまとめて「巨大な爬虫類の一群」として定義した。
これ以降「恐竜」という概念が定着していった。
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