🦌 奈良県の史跡
今日も来てくれてありがとう!よければ一押しポチっと応援してってね〜。龍王ヶ渕から車で20分ほどの所にある龍鎮神社。熊出没注意の貼り紙がそこかしこにある。 しかしここでひるんでいては龍鎮神社にはたどりつけない。人が一人通れるほどの細い山道を川を左に見ながら山の奥へと入っていく。野生動物と人間はばったり遭遇しないほうが互いの安寧にいい。なので、声高に森のくまさんの歌を歌いながら進んだ。

川の水が澄んでて飲めそうなくらいにとてもきれい。大きな石や木、そして右側の断崖絶壁の大岩にも緑の苔がついて周囲が緑色に自然装飾されている。人の姿はまったくない。流れる川には苔むした大きな岩がごろごろと転がっている 。
歩いて行くと左手に小さな可愛い鳥居があった。高さは180cmくらいだろうか。下に続く狭い階段。下を流れる川は透き通っててあいかわらず綺麗。思わず目を見張ったのが、深いエメラルドグリーン色の滝つぼ。水に浸る岩の側面にいくつか少し大きめの穴が開いていてまるでそこが龍の出入り口のような印象を受ける。滝つぼで龍が気持ちよさそうに泳ぐさまが眼に浮かぶようだ。

階段を下りた先には、雨をしのぐようにつくられた屋根の下に鳥居があり、龍鎮神社と書かれた古い木板が掲げられている。榊やお供え物がおいてある。上には注連縄。拝殿内には掃除用具が綺麗に並べられている。そこに向かってお辞儀をするのは少し不思議な光景だが、 ここ一帯、地元の人が毎日掃除をしているとのこと。

ちょうど川を挟んだ向かい側には、ここが本当ですよ!という本殿があった。紙垂つきの注連縄で飾られた鳥居と、その奥に小さな祠。
長い年月をかけて水で削られ平らになった岩、清流自体を御神体として拝むつくりのようだ。
龍鎮神社は、室生龍穴神社から龍神を勧請し、この滝つぼをその住処として祀ったのが始まりとされている。 大雨や洪水を鎮めるために龍神を祀る祠をたて滝つぼを龍神の住処として敬い災厄から逃れようとした。

平安時代には朝廷が雨を降らせてほしいと龍鎮神社や室生龍穴神社に奉幣使を送っており、国が認める雨乞いの重要拠点だった。また、干ばつの時に、この龍鎮の滝つぼの水を御神水として汲み取り持ち帰り自分たちの村の池や川にまくことで雨を呼ぶ儀式が行われていたりもした。
雷場と書かれた看板。川の両岸の木を利用して注連縄が風に揺れている。そこは龍鎮神社の中でも最も神聖で最も力が強い場所とされている空間。龍神が現れる時には雷や稲妻を伴うとされ 、龍神が強く鎮座、降臨する聖域。

龍神巡りの中で、ここ龍鎮神社と龍王ヶ渕がとびぬけて神秘的でそして美しかった。私が行った時は訪れる人は誰1人もおらず呼ばれた人だけが辿り着けるようなまさに秘境なのかもって思えるほど不思議な清浄な気に包まれた場所だった。

龍鎮神社の写真一覧

























































































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