🦌 奈良県の史跡
今日も来てくれてありがとう!よければ一押しポチっと応援してってね〜。京都の貴船神社、岡山の備前龍穴と並び、日本三大龍穴の一つとされる室生龍穴神社。平安時代から続く屈指の古社である。
龍鎮神社や龍王ヶ渕はアクセスが悪く、なかなか簡単には行けない場所にある。
それに対して室生龍穴神社は、きちんとした道路沿いにあり、広い無料駐車場まで完備されている。そのためか、訪れる人がひっきりなしに絶えなかった。
神社の前に立つ杉の大木には圧倒される。
入口には小さな太鼓橋があり、これがなかなか可愛らしい。境内は思っていたより広い。
手水舎の水口はもちろん龍。
その横にある「手水のつかいかた」の説明看板を見ると、モデルの女の子のイラストの服が妙にポップで、神社らしからぬ雰囲気に思わず笑ってしまった。

社へ向かう階段の前にも小さな太鼓橋がある。
この時点で、私の脳内では
室生龍穴神社 = 小さな太鼓橋
と完全にインプットされた。
室生龍穴神社には、平安時代、朝廷から雨乞いの使者が派遣されていた。
龍鎮神社と並び、古くから国家的な祈雨の場であったという。

社殿の裏山には「吉祥龍穴」と呼ばれる龍穴がある。
山道を一、二分ほど登り、細い階段を下りると川の近くに出る。そこには木造の参拝所が設けられており、川向こうにある龍穴を拝する造りになっている。
参拝所は土足禁止で、スリッパが用意されている。
そして、ここで思わぬものを目にする。
賽銭泥棒対策の木札である。
宮司さんからのメッセージがなかなか強烈だ。
「毎日開けているので賽銭箱には何も入っていません。防犯カメラも設置しました。」
龍神の聖地でも、現実はなかなか世知辛い。

龍が棲むと伝わる洞穴には注連縄が張られている。
確かに、龍が現れてもおかしくなさそうな大きさの洞穴だった。
空海がこの龍穴の近くで修行したという伝説も残っている。
また、室生寺を建立する際、空海はこの龍穴神社の龍神に寺の守護を祈願したとも伝えられている。

空海の名前を聞くだけで、なんとなく有難い気分になる。
ただ正直に言うと、龍の本拠地とされるこの室生龍穴神社よりも、
龍鎮神社や龍王ヶ渕の方が、飛び抜けて神聖で清浄な空気を感じた。
賽銭泥棒がいる場所だから、というわけでもないだろうが。
不思議なもので、
「神秘」は人が多い場所より、
人が来ない場所にこそ、静かに残るのかもしれない。

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室生龍穴神社の写真一覧










































































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