龍神巡り ~日本にどれだけあるのか? 天の岩戸

龍神巡り ~日本にどれだけあるのか? 天の岩戸

🦌 奈良県の史跡

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日本にはなぜか「天の岩戸」と呼ばれる場所が各地にある。
伊勢、柳生、宮崎……そして奈良県宇陀市、室生龍穴神社の奥宮(龍穴)へ向かう山道の途中にもその一つがある。

天の岩戸といえば、日本神話で天照大御神が隠れた洞窟として知られる場所だ。
世を嫌って岩戸に籠もり、世界が闇に包まれたというあの有名な神話である。

室生の天の岩戸には、もう一つ別の意味があるとされている。
ここは、龍神が棲むと伝えられる「龍穴九穴(りゅうけつくけつ)」のひとつ、第4番目に数えられている岩屋なのだ。
そしてこの場所もまた、室生龍穴神社の境内の一部とされている。

境内には小さな小さな社がある。
岩の間に作られた階段はとても狭く、少し気を抜くと足を踏み外しそうになる。

そして「天の岩戸」と呼ばれている大岩。
真ん中がぱっくりと割れ、その裂け目の中へ入ることができる。
右足元には小さな洞穴のような窪みがあり、その手前には賽銭箱が置かれている。

天照大御神は、こんな岩のくぼみに隠れていたのだろうか。

岩の裂け目の中は、なんとも不思議に落ち着く空間だった。
読書や瞑想でもしたくなるような、妙に集中できそうな雰囲気がある。

この岩の風景は、実はとても古い地球の記憶でもある。
約1500万年前、この地域は室生火山群と呼ばれる巨大火山の活動によって形成された。
大規模な噴火により流れ出た火砕流や火山岩が、宇陀から曽爾村にかけて独特の岩場や谷を作り出したのである。

現在見られる奇岩や深い谷、岩壁の多くはこの火山活動の名残だ。
また、この地形は地下水を豊富に生み、各地から清水が湧き出す場所にもなった。

こうした環境が、古くから龍神が棲む場所と考えられてきた理由なのかもしれない。

この日も天の岩戸には参拝者が多く訪れていた。
ふと、日本各地に天の岩戸が存在するのは、参拝者が分散されてむしろ良いことなのではないか、などと思ってしまったほどだ。

Googleマップ:天の岩戸
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