権力と金の芳香~世界遺産 春日大社~

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世界遺産・春日大社。藤原氏の氏神様という由緒正しい神社ですが、私の第一印象は「金のニオイ」よりも「鹿の可愛さ」でした。
いや正直、可愛いのは鹿だけ。他は漂う気からして「権力とカネの匂い」ぷんぷん。…まぁ私が長屋王びいきで藤原嫌いだから、偏見かもしれませんけどね(笑)。

世間では「シカせんべいをせっつく鹿」という食いしん坊イメージが定番らしいけど、私の前に現れた鹿は違いました。
その瞳は「愛されたい…」と訴えかけるように輝いていて、朱塗りの社殿よりも、藤原氏の財力よりも、はるかに神々しい存在感を放っていたのです。


春日大社は、奈良時代の768年、藤原氏が氏神として創建した神社です。
主祭神は「武甕槌命(タケミカヅチノミコト)」をはじめとする四柱の神々で、特に藤原氏の守護神として祀られました。

その役割は単なる氏族の祈りにとどまらず、「国家鎮護」を祈願する国家的な祭祀の場でもありました。
…要するに「私たち藤原が祈ってるから、この国は安泰だよ?」っていう権力ショールーム。ありがたいけど、どこか鼻につくのは私だけ?(笑)

境内の名物といえば、数千基にも及ぶ石灯籠・釣灯籠。信仰心の表れ?もちろんそう。
でも正直なところ「財力アピール合戦」にも見えるんですよね。灯籠がズラッと並ぶ光景は、荘厳さと同時に「スポンサー一覧」みたいな雰囲気。

また、能楽や舞楽など芸能との関わりも深く、奉納芸能は社の格式を高める役割を果たしました。
さすが藤原氏、芸能の神様すら「スポンサー付き公演」の舞台に仕立ててしまうあたり、抜け目ない。

中世には春日信仰が全国に広まり、「春日造」と呼ばれる社殿様式は日本各地にコピーされました。
藤原ブランドの建築様式、いわば“春日モデル”の全国展開。宗教界のフランチャイズ第一号かもしれません。

現在は「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録され、国内外から多くの参拝者を集めています。
金のニオイがする権力ショールームでありながら、今や観光客にとっては「鹿ラブ♡スポット」。
歴史の皮肉って面白いですよね。

本殿裏には、小さな庭園のような区画がありました。徒歩1分もかからないほどの規模なのに、入場は有料。
しかもその庭は金払っていない参拝者からも丸見え(笑)。私が見た限り、入って出てきた人たちは皆どこか白けた顔をしていて、「これは……」と心の中でつぶやいてしまった。
さらに追い打ちをかけてきたのが古札入れ。どの神社にもあるけれど、普通はただ箱が置かれているだけ。ところが春日大社では、その前にどう見ても“賽銭箱”な箱が設置されていた。古札入れるだけで結局新しい札を買うんだから、そこでお金とらんでも……。さすが藤原、と妙に納得してしまった。

結局、春日大社を歩いていて一番可愛かったのは鹿でした。
藤原氏の権力ショールームとして栄えた歴史も、「金のニオイぷんぷん」の現在の姿も、それはそれで面白い。
でも私にとっては、朱塗りの社殿や豪華な灯籠よりも、つぶらな瞳で「愛されたい…」と訴えてくる鹿の存在の方が、ずっと心に残りました。
――やっぱり藤原氏より鹿を祀った方が、世の中は平和だったんじゃないでしょうか。


Googleマップ:春日大社

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